2018年を振り返って

今年は本番数も非常に多く、必死に駆け抜けた1年間だった気がします。

そんな中でも、様々な「縁」がありました。

一つは「町田イタリア歌劇団」。規模は非常に小さいです。出演者のレベルもバラバラ。

それでも、とても魅力的な企画を組んでいたり、向上心のある人も多く、そして何よりも町田の方達に愛されている。普通は個々の歌手、作品を目当てに来る人が多いかと思いますが、「団体」が愛されるって、素敵なことだと思います。そういうこともあって、応援したいと思い、受けれるものは受けてきました。来年も何かに出ることになりそうです。

もう一つはピアニストの大谷研人さん。大阪でのチャリティーコンサートで、主催の手配により偶然僕との組み合わせで共演させてもらいましたが、素晴らしいピアニストです。

見た目はロックをやってそうな感じですが、中身は純粋なクラシック。人柄も素晴らしいです。

来年は東京、福井、山形、神奈川の4カ所でジョイントリサイタルを開催予定です。

 

今年出演したもので特に印象に残っているのものを順番に振り返ってみます。

・シューベルティアーデ
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舞台役者の鈴木大介さんと始めた「芝居と音楽とで体験する作曲家の人生」をテーマとした企画です。

第1回目をシューベルトにしたので、シューベルトが友人たちに囲まれ作品を生み出していった「シューベルティアーデ」を企画名としました。今回は小瀧俊治さんがピアノでした。来年はシューマンをテーマとし、ピアノは若手ピアニストの川上健太郎さんを予定しています。

・井上雅人・小瀧俊治 ジョイントリサイタル
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盟友といっても良いピアニスト小瀧俊治さんとのジョイントリサイタル。他にソロリサイタルやNeZakeでもご一緒しました。最近は小瀧さんもかなり忙しくなってしまい、お互いの予定がなかなか合わず来年は一緒に演奏できるかも微妙なところですが、予定をうまく合わせてやりたいねとお互い話しているところです。

・魔笛:パパゲーノ役
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いつかやりたかったパパゲーノ。やっと演じることができました。パパゲーノの存在は、ただ楽しいものではなく実は「均衡」をもたらす大事な役。またいつかやる機会を得られたら良いなと思っています。

・デュトワ×上海交響楽団「サロメ」
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2010年、初めての海外での演奏も上海でした。今回は有名な上海交響楽団とデュトワのサロメということで、素晴らしい公演に関わることができ光栄でした。デュトワさんはN響の「サロメ」以来。お元気でいらしてよかった。素晴らしいマエストロです。

・井上雅人バリトンリサイタル
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サロメから1週間後という中で開催されましたが(サロメの方が後で決まったので)、素晴らしい仲間たちに支えられ、無事終えることができました。小瀧さん金持さん、そして教え子の蓮くん。ありがとうございました。

・いわきでの演奏
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東日本の震災以降、東北出身の音楽家として毎年福島に赴き無償で演奏を届けてまいりました。
今年も、加藤様はじめ色々な方のご尽力によって開催することができました。
ありがとうございます。子供はその地の「宝」です。子供たちの笑顔がこの先も続いていきますように。

・冬の旅
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12月には、ずっとやりたかったものが2つ叶いました。フォルテピアノでの「冬の旅」と故郷での「第九」。
『冬の旅』はソフィアザール・バロックのオープニング企画として開催していただきました。
友人で、素晴らしいフォルテピアノ奏者の川口成彦さんと、シューベルトの時代のピアノを用いた演奏でした。
川口さんとは今までにもデビュー10周年リサイタルやDUOコンサートなど、いろいろなコンサートで弾いてもらいました。来年はsonoroum開館10周年事業イベントの第1回として、二人で出演させていただきます(スタインウェイ使用)

・トスカ
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指揮のヴィート・クレメンテさん、平野門下の大先輩である佐藤泰弘さん、などと久々にご一緒できた公演です。総合プロデューサーの和田さんはなんと同郷。様々な縁を感じた公演でした。

・第九
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第九は今まで、多くの重要な節目で縁のあった作品です。音楽を始めるきっかけになったのは中学生の時に合唱で参加した第九。学部2年生で第九ソロを初めて歌わせていただき、その時は故郷山形県にある尾花沢市にて、山形交響楽団さんと。山響さんは学生時代から大変お世話になり、歌い手としての僕を育ててくださったと言っても過言ではありません。
初の海外演奏は上海での第九。今回は、生まれ育った山形県新庄市で34年ぶりとなる第九公演にバリトンソロとして呼んでいただきました。昔の公演では亡き師匠 平野忠彦先生がバリトンソロをなさっていました。きっと、一生心に残る公演となると思います。今回のソロは自分と、同郷の田中麻理さん、江口順子さん、そして天童市出身の黒田大介さん。そしてオーケストラは山形交響楽団さん。指揮は昔からの知人で神奈川フィルさんのコンサートの時にもお世話になった阿部未来さん!
『バクコメ』の秀作さんも聴きにいらしてくださいました
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今年の歌いおさめは28日、町田でした。町田では色々な出会いもあり、感謝いたします。

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忘年会は都内某所にて、気心の知れた皆さんと。
声楽、器楽、邦楽など音楽関係者と、それ以外の様々な業種の方々も。
あまりに大人数な忘年会より、一人一人じっくり腹を割って話せる、これくらいの人数での集いが好きです。
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来年も、色々な素晴らしい企画に出させていただきます。
今まで以上に、自分自身と、音楽としっかり向き合っていきたいと思います。

皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

素敵な年末年始をお過ごしください

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