銀座ヤマハにて、フィンランド人ソプラノ歌手のトゥーリ・タカラさんとピアニスト浜野与志男のコンサートを聴いてきました。

浜野氏とは二期会アフタヌーンコンサート（ヤマハホール）や、「冬の旅」（sonorium）などで共演しました。

Tuuliさんの演奏は、ありがちなか細い声のコロラトゥーラでもなく、かといって力で押すでもなく、自然で柔軟な声で、魔笛の夜の女王のアリアを完璧に歌っていました。

他にシベリウスのスウェーデン語、フィンランド語の歌曲や、ラフマニノフの歌曲、ベッリーニのオペラリアなど内容は多岐に渡りながらも、整えられたプログラムでした。

浜野氏のピアノも、以前とはまた違った説得力を持ち出したように感じました。

Tuuliさんには帰り際に簡単なフィンランド語で挨拶を。

人柄も良さそうな人でした。