レパートリー

歌手にとって大事な「レパートリー」。自分の良さを理解しておく意味でも、声を守る意味でも、レパートリーを守るということは大事なことだと思います。

まあそれ以前に、「バス系の声ですね」「テノールいけるんじゃない」と声種について180度違う意見をいただくことも多いです。。(苦笑)

前者は音色でしょう。後者は高音域を歌うと「高い声も出るから、、、」という感じで言われます。。
音色に関しては一生、研究していかなければなりません。作り声ではなく本人の声である事。でも成長とともに声は変わりますから、それに応じたメンテナンスも必要になってきます。
音域に関しては、バスの音色を持った人でも高音域出せる人はいますし、軽い声の人でも高音域に苦しむ方もいます。明らかに音色がテノールであればテノールなのでしょうが、音色以外に、音楽性、音域、テクニック、様々な要素で決まってくるので、簡単に断言できない場合もあります。

僕はもともと人並み外れた大きな声に恵まれたわけではなく、学生時代はシューベルトやヴォルフなどドイツ歌曲を中心に、今は亡き師匠から何度も怒られながらも(汗)、バスバリトンから出発して、いろいろな変化(音域、テクニック、合った役柄など)によって今のバリトンのレパートリーができてきました。
今は、20代の頃歌ったザラストロやトルッファルディン、フィガロのようなバスのレパートリーよりも、マクベス、ジェルモンなどバリトンのレパートリーが増えてきた感じですが、焦らず自分の道を進んでいきます。

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