【リサイタルに向けて③】

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— グリーグ作曲 歌曲集「心のメロディ」—

 

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグ(1843 – 1907)の若き頃の作品。

1864年、グリーグはソプラノ歌手であったニーナ(1845-1935)と婚約します。
このときに作曲されたのがこの「心のメロディ/Hjertets Melodier」です。

4曲で構成され、詩はデンマークの詩人&作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンによるもの。
なのでデンマーク語の作品です。

第3曲目の「君を愛す」はグリーグ歌曲の中でも特に有名です。この曲だけ、ドイツ語訳詞で歌われる事も多いです(オリジナルは1番のみですが、ドイツ語版は1曲だけ独立して歌う機会が多いせいか2番まであります)。

恋人との婚約(結婚)の時に書かれたということから、シューマンの「詩人の恋」が連想されるかと思います。まさにグリーグ版「詩人の恋」でしょうか。最も「詩人の恋」と比べ規模は小さいですが。

グリーグは妻ニーナのために多くの歌曲を書きました。「薔薇の時に」なども素晴らしい曲で、この曲をニーナが歌った際には、聞いていたチャイコフスキーが涙を流した、と言われています。

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写真:グリーグとニーナ

グリーグもまた「エラール」を愛した一人で、グリーグ愛用のエラールはオスロの博物館に収められているそうです。

今回は第一部に、エラール1867年製を使用し、オリジナルのデンマーク語版で歌う予定です。
作曲年(1864年)にきわめて近い年代の楽器なので、今から非常に楽しみです。

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