【リサイタルに向けて① 】

来年のリサイタルに向けて、少しずつ、プログラムの事、共演者の事等を紹介していこうと思います。

初回は第二部で取り上げる〈マクベス〉です。 オペラ〈マクベス〉は、実在したスコットランド王マクベスをモデルにしたシェイクスピアの戯曲が基になっています。

暗殺を繰り返した残忍な王として知られていますが、実は長期にわたり王位に就いた、統治能力に優れた王でもありました。

— ヴェルディ〈マクベス〉1847年版より —

今回取り上げるヴェルディ作曲「マクベス」は、現行版(1865年版)ではなく1847年版です。

現行版はよりマクベス夫人の存在が大きくなっておりますが、1847年版は現行版より「マクベス」という一人の男に焦点が当たっています。

特に一番最後のマクベスのモノローグ(現行版には無い曲)は、芸大大学院の時に「こっちのほうがファンタスティックで素晴らしいから」とガルディーニ先生より楽譜をいただき、見ていただいた曲でもあります。

また、「マクベス」が平野先生に聴いていただいた最後の舞台でもあり、マクベスは必ず入れる、という事で組んでおりました。

第4幕 マクベスのアリア(Perfidi!… Pieta,rispetto,amore) から、合唱やマクダフとの絡み(ここからは現行版と違います)、そして最後のモノローグまでの約12分のシーンを取り上げます。

第二部まではフォルテピアノ「エラール」を使用する予定で、ピッチは432Hzを考えています。

ワーグナーは高めのピッチを好んでいたようですが、曲毎に帰るわけにはいかないので、今回はこのようにいたします。(休憩後の第3部はスタインウェイで、440〜442の予定です)

 

 

井上雅人 バリトンリサイタル

2015年3月20日(金)

18:30開演

サントリーホール ブルーローズ

出演

井上雅人 バリトン

川口成彦 フォルテピアノ、モダンピアノ

ヤンネ舘野 ヴァイオリン

金持亜実 ソプラノ

榛葉樹人 テノール

合唱

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