出演者プロフィール
井上雅人 第10回 バリトンリサイタル
出演者プロフィール
山形県新庄市出身。山形北高音楽科を経て、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。二期会オペラ研修所を最優秀賞・川崎静子賞を得て修了。フィンランドに渡りM.Holopainen女史の下で学ぶ。2010年上海万博「世紀のコンサート」に招かれ〈第九〉のバリトン独唱で出演。
〈コジ・ファン・トゥッテ〉(若杉弘指揮/東京フィルハーモニー交響楽団)グリエルモ役で本格的にデビュー。NHK交響楽団定期公演〈サロメ〉(デュトワ指揮/NHKホール)第1の兵士役、上海交響楽団公演〈サロメ〉(デュトワ指揮/上海シンフォニーホール)第1の兵士、第2のナザレの二役で、新日本フィルハーモニー交響楽団公演「エスタンシア」(アルフテル指揮)にバリトン独唱で出演。
オペラでは他に〈フィガロの結婚〉フィガロ、〈椿姫〉ジェルモン、〈マクベス〉マクベス、〈蝶々夫人〉シャープレスなど主要な役を演じる他、團伊玖磨〈夕鶴〉惣ど、三木稔〈じょうるり〉阿波抄掾、慶長遣欧使節出帆400年記念 三善晃〈遠い帆〉徳川家康、望月京〈パン屋大襲撃〉若者など、邦人のオペラ作品にも意欲的に出演している。フォルテピアノ奏者の川口成彦氏と共に、シューベルトの時代のピアノによる「冬の旅」全曲演奏を行った他、ピアニストの小瀧俊治氏や、ジャンミッシェル・キム氏などとのDUOコンサートを開くなど、声楽以外の優れた奏者との共演も重ねている。
バッハ「ヨハネ受難曲」イエス、モーツァルト「レクイエム」、三木稔「レクイエム」(管弦楽版初演)など宗教曲のソリストも多く務めている。
東日本大震災以降、東北出身の音楽家として、毎年福島県にて小学校や施設にて無償のコンサートを開催。現在も継続し開催している。二期会会員。
6月25日出演
神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後、同大学院音楽研究科修士課程および博士後期課程修了。博士号を取得。
在学中は、藝大定期第343回 藝大フィルハーモニア合唱定期演奏会 シューマン《楽園とペリ》(高関健 指揮)、東京藝術大学音楽学部附属音楽高校 第25回定期演奏会 モーツァルト《戴冠式ミサ》(尾高忠明 指揮)にソリストとして出演。また、奏楽堂モーニングコンサートに選抜され、グリーグ《管弦楽つきの6つの歌 EG177》を、ダグラス・ボストック指揮、藝大フィルハーモニアと共演。その他、J.S.バッハ《マタイ受難曲》、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《天地創造》、モーツァルト《レクイエム》、ベートーヴェン《第九》等、宗教曲のソリストとして数々のオーケストラと共演しているほか、harmonia ensembleやバッハ・コレギウム・ジャパン等に参加し研鑽を積んでいる。オペラでは、「東京・春・音楽祭2021」 子どものためのワーグナー《パルジファル》花の乙女役で出演。また、地元の声楽家たちとオペラ団体「丹沢歌劇団」を設立し、地域のオペラ普及を目指している。
現在、東京藝術大学声楽科教育研究助手。
静岡県島田市出身。
国立音楽大学音楽学部声楽科を卒業後、東京芸術大学別科声楽専攻を修了。二期会オペラ研修所第49期マスタークラスを修了。
これまでに『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『魔笛』タミーノ、モノスタトス、『蝶々夫人』ピンカートン、ゴロー、『外套』ティンカ、『妖精ヴィッリ』ロベルト、『リゴレット』マントヴァ公爵、『仮面舞踏会』リッカルド、『椿姫』アルフレード、『ラ・ボエーム』ロドルフォなどを演じ好評を博す。
アンサンブルグループFORESTAメンバーとして月曜19時より『BS日本・こころ』の歌に出演中。
2017年2月、島田市より芸術文化奨励賞を受賞。
YouTube『榛葉樹人Music diary』を立ち上げ、様々な音楽を配信。
https://youtube.com/channel/UCYkJLRNswN6fsIygSXdLoRw
コロナ禍においてはイマチケ・オンラインコンサート配信を精力的に行い、新しい形での演奏会の楽しみ方を提案。
東京二期会会員。
東京都立芸術高等学校を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。2018年には昭和音楽大学大学院音楽研究科修士課程音楽芸術表現専攻ピアノ分野修了。2002年JML主催日独青少年交流コンサート in Japan に出演、オーディション合格し翌年ドイツ各地でのコンサートに出演。Music Studio C 主催第18回コンサート形式オーディションにて音楽賞を受賞。2008年ソレイユ音楽コンクールにて第3位ならびに審査員奨励賞を受賞し、東京文化会館でのコンサートに出演。これまでに新井洋子、小川久美子、柏木雅子、故・多喜靖美、江澤聖子、鷲宮美幸の各氏に師事。現在ソロリサイタル活動の他、ピアノ講師、オペラの稽古伴奏、声楽コンサートや合唱の伴奏、器楽とのアンサンブルなど様々な音楽活動を行っている。また近年は日本人作曲家の声楽作品等にも数多く取り組んでいる。男声合唱団『お山の大将』専属ピアニスト。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部ピアノ講師。
6月26日出演
国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業、及び同大学大学院オペラコース修了 二期会オペラストゥーディオ第45期修了、修了時に優秀賞を受賞。プロフェッショナルコース第5期修了。第3回東京音楽コンクール声楽部門第1位受賞。
オペラでは「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役、「フィガロの結婚」伯爵夫人役、「魔笛」パミーナ役、「ラ・ボエーム」ミミ役に出演。二期会ニューウェーヴオペラ公演「ポッペアの戴冠」タイトルロール、「ジュリアス・シーザー」のクレオパトラ役に出演。二期会オペラ公演「蝶々夫人」にてタイトルロール、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ役に出演。2018年9月にはプッチーニ《三部作》「外套」ジョルジェッタ役、「修道女アンジェリカ」タイトルロールに出演。西本智実プロデュース、オペラ「蝶々夫人」~in南座~、タイトルロールに出演。
コンサートでは、多くの宗教曲や、ベートーヴェン「第九」のソリストとして数々のコンサートに出演。2014年ヴァチカン国際音楽祭にて西本智実指揮、ヴェルディ「レクイエム」にソプラノソリストとして出演。NHKFM「名曲リサイタル」に出演。MOZART SINGERS JAPAN第二弾『ドン・ジョヴァンニ』リリース。現在、二期会会員
小瀧俊治 ピアノ
宮城県仙台市生まれ。
東京音楽大学ピアノ演奏家コースを卒業。同大学大学院修了。
第14回コンセール・マロニエ21第1位。第21回ブラームス国際コンクールセミファイナリスト等多くのコンクールで入賞を果たす。
ソロ活動の他、龍玄とし(Toshl)のソロライブサポートや華道家・假屋崎省吾とのピアノデュオでの共演等、クラシックのみならず活動は多岐に渡る。これまでにソロアルバム3作品やDVD、ピアノ教則本その他サポート作品など数十作品がリリースされている。
2019年に結成した尺八・篠笛アーティスト山口整萌との異色のインストゥルメンタルユニット『ピアノ尺八INFINITY』として、結成後初の単独三都市ツアーがSOLD OUT。また【世界遺産】高野山・金剛峯寺【国宝】石清水八幡宮や紀三井寺、道成寺、勝尾寺などでの奉納演奏やコンサート、東京ドームで開催されたイベントへの出演など幅広い活動を行っている。自身で作曲したオリジナル曲も数多く、コンポーザーピアニストとして新たな一面が注目を集めている。
《SNSリンク》https://linktr.ee/toshiharukotaki
東京都出身。9歳より生田流箏曲をはじめる。桐朋学園芸術短期大学専攻科卒業。在学中に日独交流コンサート(ドイツ)において数カ所演奏。そのほか高齢者施設、幼稚園などいろんな場所で演奏を行う。2018年、国際交流基金アジアセンター主催事業「NOTES: composing resonance」に参加。インドネシアの音楽家とともに新たな形のコラボレーションを実現した。
箏を通じて、ソロでの活動や、邦楽器との共演はもちろん、洋楽器やアジアの音楽との共演、舞台やCDのレコーディング、アレンジなど隔たりない幅広いフィールドで活動を展開し、多くの方に箏の魅力を知ってもらえるように活動をしている。生田流箏曲松の実會師範。自宅にてお箏教室を開催。