東日本大震災以降、毎年演奏に行っている福島。
最初は南相馬、2回目からはいわきに行っています。
今回も、小学校2校と、野口雨情 童謡館にて演奏してきました。
小学校での演奏の様子。みんな真剣に、そして楽しそうに聞いてくれていました。
校長先生が、震災当時の状況から最近の復興の様子までを、資料を見ながら説明してくださいました。
思った以上に、まだまだ複雑で難しい状況、問題を抱えているのだなと感じました。
今回は同じく山形県出身のソプラノ石井優さん、震災時ウィーンでチャリティーコンサートなどをなさっていたフルートの深江亮太さん、そしてピアノの香川明美さんというメンバーでした。
初日には給食もいただきました。
懐かしのミルメークも。しかも抹茶きな粉味!初。
童謡館での演奏。毎年お世話に成っている旅館こいとさんのブログより拝借いたしました。
久之浜の小学校の校庭内に作られた浜風商店街。
2回目の訪問です。→ 浜風商店街に関してはこちらをご覧ください。
美味しいラーメンをいただき、「ぜひサインを書いていってください」とのことだったので、皆書かせていただきました。深江さんと同郷の知り合いの方のサインを見つけたらしく、隣に書いていました。
今年もお世話になった「旅館こいと」さん。
素敵な美人女将も有名なのですが、お湯も大変素晴らしいです。
無事全てのコンサートが終わり、出演者で慰労会?
素敵な時間でした。
毎回、いわき、湯本の皆様の心のあたたかさに、逆に癒され、元気をもらっている気がします。
こういった活動は非常に難しい問題も多いです。
今後も、より地元の皆様の負担が少なく、良い形での活動ができればと思っています。
熊本や大分も大変な状況にあります。
しかし福島もまだ複雑な問題を抱えたままです。
学校には大きな線量計があります。天気予報では降水確率などと続いて線量も伝えられます。
花粉のように天気や風向きによって数値が上がったり減ったりします。
堤防の問題もあります。一生生まれ育った家に帰れない(であろう)人たちもいます。
どちらも、1日も早く安心して暮らせる日々が訪れますように。