10年間の集大成として開催する「井上雅人バリトンリサイタル」に向け、着々と準備が進んでいます。
時期は
2015年3月20日(金)18:30開演予定
サントリーホールのブルーローズという素晴らしい会場で行なわせていただきます。
共演者は
まずはピアニスト・フォルテピアノ奏者の川口成彦氏。
今までもリサイタルの他、宇都宮美術館クリムト展関連企画でのベートーヴェン歌曲、ヴィルヘルム・ケンプ歌曲の日本初演など、様々なコンサートで共演してくれました。
上手いだけでなく、音楽を純粋に愛し、楽しんでいるのが素晴らしいです。
今回は偶然にも、サントリーホール所有のフォルテピアノエラールが昨年よりまた使用可能になったとの事で、前半にフォルテピアノ、後半にモダンピアノという贅沢な内容で行ないます。
次にヴァイオリニストのヤンネ舘野氏。
僕がフィンランド歌曲と出会うきっかけを作ってくれた友人です。
山形交響楽団の第二ヴァイオリンの首席をしているヤンネ氏。山響さんと演奏させていただいた際に仲良くなり、一緒にコンサートを開いた際に、ヤンネの出身のフィンランドの曲をやってみようと思い歌ったのがメリカントの「金のかけら」でした。
それからヤンネのお母さんでメゾソプラノ歌手のマリア・ホロパイネン先生にフィンランド歌曲を教えていただきました。お父様はピアニストの舘野泉氏。音楽に囲まれ育ったヤンネの奏でるヴァイオリンは、非常にあたたかな音色と音楽で、素晴らしいです。
ソプラノ金持亜実さん。
芸大の後輩で、非常に歌心のあるソプラノさんです。
人柄も良く、いつもコンサート等手伝ってもらっています。今回はワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集の中の曲を歌ってもらおうと思っています。
テノールの榛葉樹人氏。
一歳下で、とても誠実な演奏をするテノールさんです。ご一緒したのは、ヤマハホールで行なわれた二期会のアフタヌーンコンサートでした。今回は〈マクベス〉のマクダフをやってもらいます。