フィンランディア

昨日は東京シティフィルさんのコンサートを聴いてきました。
実は、このコンサートの中で演奏された「フィンランディア」の発音指導をさせていただいたのです。
指揮は矢崎彦太郎さん。首席客演指揮者として最後の公演となる今回のコンサートに関われた事は大変光栄でした。合唱の皆さん頑張っていらして、良かったです^^

温もりに満ちたモルダウで始まり、艶やかなヴァイオリンコンチェルト、感動的なフィンランディア、終盤の盛り上がりが圧巻のボレロ、本当に素晴らしいコンサートでした。
終演後は打ち上げにも参加させていただき、マエストロとフィンランドの話などさせていただきました。

フィンランディアの歌詞は、後につけられたもので、「フィンランディア讃歌」として独立し『第二の国歌』とも言われるものです。
これにはフィンランドの歴史、フィンランドの想いが強く現れています。
日本でいう「ふるさと」に似ていますが、その何倍も意味は重いです。

フィンランディアに合唱が入る事には賛否両論でしょうが、この歌詞の意味を、上辺だけでなく、是非、フィンランドが歩んできた歴史にも目を向け、あらためて聴いていただきたいです。

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