新庄市民文化会館 大ホール での「第九」が満席の中終了いたしました。
ご来場下さいました皆様、ありがとうございました。
今回の公演は特別な思いがありました。
故郷新庄市では、34年間、第九が演奏される機会がありませんでした。
昔ソロをなさったのが亡き師匠 平野忠彦先生でした。ソプラノソロは高校時代の声楽の先生である志鎌綾子先生。
今まで、同郷の先輩である田中麻理さん、江口順子さんとともに、故郷の音楽の発展を目標に「ふるさとコンサート」を開催してきました。
その企画とは別企画として開催はされましたが、今までの活動が1つの実となり開催する事が出来たと思います。
ここまで支えてくださったふるさとコンサート実行委員会の皆様、そして今回の主催である文化会館の皆様にお礼申し上げます。
指揮の阿部未来さんは、以前から知っている方で、神奈川フィルさんのコンサートでもお世話になりました。今回的確な指示、品格を保ちつつも熱く、非常に流れの良い音楽をまとめ上げて下さいました。
山形交響楽団さんは、僕が学生の頃から身近にあったオーケストラで、芸大生の時にコンサートで歌わせていただき、学部の二年生の時に初めての第九のソロを務めさせていただいたのもやはり山響さんでした。
その頃からお世話になってる皆様も、初めましての方も、温かく迎え入れてくださり、本当に嬉しかったです。
合唱の皆様も、大変な作品に一生懸命取り組んでくださり、無事終えることが出来ました。
最年少での参加は、「ふるさとコンサート」に以前児童合唱として参加してくれていた伊藤君。
なんと僕の母校、山形北高音楽科に進学!クラリネットを専攻しています。
小屋酒造の松田さんも!ありがとうございます!
全ての皆様に、心からの感謝を。