2018.6.29 井上雅人バリトンリサイタル 出演者プロフィール
井上雅人 MASATO INOUE – baritone
1979年6月29日生まれ 山形県新庄市出身
山形北高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。同大学大学院オペラ科修士課程修了。藝大オペラ公演第49回『フィガロの結婚』フィガロ役、第50回『コシ・ファン・トゥッテ』グリエルモ役(両公演:H.M.シュナイト指揮・藝大フィルハーモニア)に出演。大学院にて故 U.ガルディーニ、G.N.ピリウッチ、M.レアーレ、H.M.シュナイト、S.ローチ、G.クリスチャックの各氏の指導を受ける。R.ハニーサッカー氏のマスタークラスを受ける。
二期会オペラ研修所第50期マスタークラス修了。修了時に最優秀賞及び川崎靜子賞 受賞。 「二期会オペラ研修所コンサート」「二期会新進声楽家の夕べ」に出演。
フィンランドのヘルシンキに渡りフィンランド歌曲を学ぶ。
2010年上海万博『世紀のコンサート』にて「第九」バリトンソロを務めたほか、バッハ「ロ短調ミサ」「ヨハネ受難曲」(イエス)、ヘンデル「メサイア」ハイドン「戦時のミサ」、モーツァルト「戴冠ミサ」「大ミサ曲 ハ短調」「聖証者の荘厳晩課 ハ長調」「レクイエム」、ロッシーニ「スターバト・マーテル」、フォーレ「レクイエム」、シベリウス「火の起源」(於:デビュー10周年記念リサイタル)、三木稔「レクイエム」(1977年混声版/2011年管弦楽伴奏版初演)、ヒナステラ「エスタンシア(全曲版)」などのソリストも務める。
オペラでは、卒業後に東京室内歌劇場公演『コシ・ファン・トゥッテ』(故 若杉弘 指揮/東京フィルハーモニー交響楽団)のグリエルモ役で本格的にオペラデビュー。
その後「フィガロの結婚」フィガロ、「秘密の結婚」ロビンソン、「ランメルモールのルチア」エンリーコ、「マクベス」マクベス、「椿姫」ジェルモン、「シモン・ボッカネグラ」シモン、「トゥーランドット」ティムール、「カヴァレリア・ルスティカーナ」アルフィオ、「マダム・サン=ジェーヌ」(日本初演)ナポレオン、「ナクソス島のアリアドネ」召使い、トルッファルディンなどを演じる。二期会公演「カプリッチョ」(給仕役)「サロメ」(第1の兵士役)に出演。2015年 NHK交響楽団定期公演 楽劇《サロメ》(第1の兵士役/デュトワ指揮)に出演。
また、三木稔「春琴抄」佐助、「じょうるり」阿波抄掾、三善晃「遠い帆」徳川家康、團伊玖磨「夕鶴」惣ど望月京「パン屋大襲撃」若者 など邦人のオペラ作品にも積極的に取り組む。
これまでにNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、アンサンブル・ノマド、東京シンフォニエッタなどと共演。
近年は歌曲にも積極的に取り組み、特にフィンランド歌曲に力を入れており、ジャン・シベリウス、オスカル・メリカントやトイヴォ・クーラ、ユリエ・キルピネンなどの歌曲をレパートリーとしている。
2011年、2013年にリサイタルを開催。2015年にサントリーホール・ブルーローズにてデビュー10周年記念リサイタルを開催。
2016年CD「人生に」発売。発売記念リサイタルを東京と山形にて開催。
声楽を大類雅子・志鎌綾子・故 平野忠彦・Maria Holopainenの各氏に、ピアノを五十嵐真規子、武田紀代美、郷津由紀子、岡田敦子の各氏に師事。
二期会会員
公式サイト http://www.masatoinoue.com/
twitter https://twitter.com/MASATOINOUE_br
小瀧俊治 TOSHIHARU KOTAKI – piano
宮城県仙台市出身。3歳よりピアノを始める。東京音楽大学ピアノ演奏家コースを経て、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。大学、大学院在学中特待奨学生。2010年度、同大学ティーチングアシスタント。
2005年、第49回全東北ピアノコンクール第3位。
2006年、第13回上齋原ピアニストキャンプにおいて、エモリー賞(最高位)受賞。翌年、米エモリー大学(アトランタ)に招かれピアノリサイタルを行う。
第17回彩の国・埼玉ピアノコンクールF部門、特別奨励賞ならびに彩の国・埼玉ピアノコンクール賞。
2007年、第14回彩の国・埼玉ピアノ演奏会に出演。
2009年、第4回東京芸術センター記念ピアノコンクール入選。
第18回ABC新人コンサートオーディション合格、ザ・シンフォニーホールにて演奏会に出演。
第14回コンセール・マロニエ21第1位(2位なし)。フレッシュアーティスト ガラ・コンサートに出演。
2010年、第5回東京芸術センター記念ピアノコンクール感動賞。
同年、栃木県交響楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を共演。
2013年、第2回FUGA国際音楽コンクール金賞。
全国各地でソロ活動と共に、伴奏、室内楽奏者としても数多くのアーティストと共演する他、Ensemble Triptic、Caco et Tasso(2012年5月1stAlbum『classic?』発売)、Les hommes SKYのピアノ奏者としても定期的に演奏会を開催するなどソロ、伴奏、室内楽奏者として精力的に演奏活動を展開している。
またX JAPANヴォーカルToshlのライブサポートメンバーとして、
「Toshl Birthday Live」「Toshl Live CRYSTAL ROCK・NIGHT」「Toshl・CONCERT~PRAY FOR THE STARS~」「Toshl SUMMER LIVE ロート製薬PRESENTS Vロート50th ANNIVERSARY CRYSTAL ROCK NIGHT SUMMER LIVE IN DAIBA 未来をEYEしてるゼ」「ロート製薬Vロート50周年記念 Toshlクリスマスイベントin大阪」「Toshl DINE & CONCERT 2015 Presented by V RHOTO」「魔夏の夜Toshlロック祭り」「Toshl Birthday Live in大阪」「ToshlあけましておめでとうLive」「春の稲妻Toshlロック祭り」「Toshl DINE & CONCERT 2016」
に出演するなどジャンルの垣根を越えて活動を展開している。
これまでにピアノを五味渕ゆかり、飯原やす子、手塚真人、小林朱美、渋谷るり子、山口泉恵、弘中孝の各氏に師事。室内楽を山洞智氏、ソルフェージュを八島秀氏、作曲を小島佳男氏、和声及び楽曲解釈を鈴木純明氏に師事。また、角野裕、清水和音、M.ラエカッリオ、C.エルトン、V.ラターシェ、P.ネルセシアン、B.リグット、V.トロップ、T.ゼリクマン、B.ゲツケ、R.オホラ、E.タバスティエルナ、P.レアク、S.ドレンスキー、A.ピサレフの各氏にも指導を受ける。
演奏活動と共にピアノ指導にも力を注いでいる。
2012年5月株式会社自由現代社より出版された『スローで覚える!超絶クラシック・ピアノ・レパートリー』(DVD付き楽譜)、2014年7月出版『CDに合わせて弾く!超絶技巧の名曲クラシック・ピアノ』(両手、左手のみCD2枚組付)のDVD/CD演奏と解説の執筆、楽譜の校訂を担当。
2015年12月ソロデビューアルバム『小瀧俊治 LIVE SELECTION 1~PIANISM~』、『小瀧俊治 LIVE SELECTION 2~ROMANTIC~』を2枚同時リリース。その他X JAPAN ToshlのライブDVDや、フルートとホルンによるユニットura*cocoの2nd Album 『GIFT』、バリトン井上雅人1st Album『Elämälle 人生に』等にも出演している。
official site http://www.toshiharukotaki.com/
twitter http://twitter.com/#!/ToshiharuKotaki
金持亜実 AMI KANAJI – soprano
神奈川県出身。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程、及び博士後期課程修了。博士号(音楽)を取得。
在学中、同大学モーニングコンサートに推薦され出演した他、芸大フィルハーモニア合唱定期演奏会、東京藝術大学音楽学部付属音楽高校定期演奏会のソリストを務める。
その他、J.S.バッハ『マタイ受難曲』、ヘンデル『メサイア』、ハイドン『天地創造』、モーツァルト『レクイエム』、ベートーヴェン『第九』等、宗教曲等のソリストとして活動する他、歌曲や、アカペラを含む声楽アンサンブルの演奏も積極的に行っている。
第 24 回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。これまでに声楽を、辻宥子、三林輝夫、 佐々木典子、平松英子の各氏に師事。
鈴木蓮 REN SUZUKI – tenore
山形県出身。
私立羽黒高等学校卒業。昭和音楽大学声楽科卒業。
声楽を春山早苗、中村佳子、井上雅人の各氏に師事。
リリカイタリアーナベルカントツアーに参加。W.マッテウッツィ氏のマスタークラス受講。
学内では平成28年度第1回学内演奏会、D.マッツォーラ教授によるマスタークラスに参加。
第23回山形県新人演奏会出演。鶴岡音楽祭2018にソリストとして出演。