プロフィール/井上雅人
プロフィール
井上雅人 いのうえ まさと
バリトン
1979年生まれ 山形県新庄市出身
現在東京都在住
山形北高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。同大学大学院オペラ科修士課程修了。
藝大オペラ公演第49回『フィガロの結婚』フィガロ役、第50回『コシ・ファン・トゥッテ』グリエルモ役(両公演:H.M.シュナイト指揮・藝大フィルハーモニア)に出演。
二期会オペラ研修所第50期マスタークラス修了。修了時に最優秀賞及び川崎靜子賞 受賞。
「二期会オペラ研修所コンサート」「二期会新進声楽家の夕べ」に出演。
フィンランドのヘルシンキに渡りフィンランド歌曲を学ぶ。
2010年上海万博『世紀のコンサート』にて「第九」バリトンソロを務めたほか、バッハ「ロ短調ミサ」「ヨハネ受難曲」(イエス)、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「戦時のミサ」、モーツァルト「戴冠ミサ」「大ミサ曲 ハ短調」「聖証者の荘厳晩課 ハ長調」「レクイエム」、ロッシーニ「スターバト・マーテル」、フォーレ「レクイエム」、シベリウス「火の起源」(デビュー10周年記念リサイタル)、三木稔「レクイエム」(1977年混声版/2011年管弦楽伴奏版初演)、新日本フィルハーモニー交響楽団公演 ヒナステラ「エスタンシア(全曲版)」(アルフテル指揮)などのソリストも務める。
オペラでは、卒業後に東京室内歌劇場公演『コシ・ファン・トゥッテ』(故 若杉弘 指揮/東京フィルハーモニー交響楽団)のグリエルモ役で本格的にオペラデビュー。
その後「フィガロの結婚」フィガロ、「秘密の結婚」ロビンソン、「セビリャの理髪師」フィガロ、「ランメルモールのルチア」エンリーコ、「マクベス」マクベス、「椿姫」ジェルモン、「仮面舞踏会」レナート、「シモン・ボッカネグラ」シモン、「アイーダ」アモナズロ、「ボエーム」マルチェッロ、「蝶々夫人」シャープレス、「トスカ」スカルピア、「トゥーランドット」ティムール、ピン、マンダリーノ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」アルフィオ、「マダム・サン=ジェーヌ」(日本初演)ナポレオン、「ナクソス島のアリアドネ」召使い、トルッファルディン、「こうもり」ファルケ、「ルクセンブルク伯爵」バジールなど、バリトンやバスの役柄で出演。
二期会公演『サロメ』第1の兵士役で出演(シュテファン・ゾルテス指揮/ペーター・コンヴィチュニー 演出)。
2015年 NHK交響楽団定期公演 楽劇《サロメ》(デュトワ指揮:第1の兵士役)に出演。2018年上海交響楽団公演 楽劇《サロメ》(デュトワ指揮)でも兵士、ナザレの二役で出演(上海シンフォニーホール)。
また、三木稔「春琴抄」佐助、「じょうるり」阿波抄掾、三善晃「遠い帆」徳川家康、團伊玖磨「夕鶴」惣ど、望月京「パン屋大襲撃」若者 など邦人のオペラ作品にも積極的に取り組む。
これまでにNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、アンサンブル・ノマド、東京シンフォニエッタ、上海交響楽団などと共演。
近年は歌曲にも積極的に取り組み、特にフィンランド歌曲に力を入れており、ジャン・シベリウス、オスカル・メリカントやトイヴォ・クーラ、ユリエ・キルピネンなどの歌曲をレパートリーとしている。
2015年にサントリーホール・ブルーローズにてデビュー10周年記念リサイタルを開催。
他にソロリサイタル、ピアニスト小瀧俊治氏とのジョイントリサイタルなどを開催。
フォルテピアノ奏者の川口成彦氏と共に、シューベルトの時代のピアノによる『冬の旅』全曲演奏を行った。
横笛奏者の澄川武史氏とibukiを結成。2020年11月First Concert。
ピアニスト大谷研人氏・横笛奏者澄川武史氏、箏奏者金子展寛氏と公演シリーズ『上下天光』開始。
2023年より、ピアニスト小瀧俊治氏とコンサートシリーズ『Four Seasons』開始。
東芝ブレイブルーパス東京のチーム歌『猛勇狼士』メインボーカル録音、『コンフィデンスマンjp プリンセス編』劇中のヴォカリーズ録音、ロンドンオリンピック日本代表選手応援CM他、CM、映画などのレコーディング歌唱なども行なっている。
声楽を大類雅子・志鎌綾子・平野忠彦・Maria Holopainenの各氏に、ピアノを五十嵐真規子、武田紀代美、郷津由紀子、岡田敦子の各氏に師事。藝大大学院にて、H.M.シュナイト、U.ガルディーニ、M.レアーレ、S.ローチ、G.クリスチャック、G.N.ピリウッチなどのコーチ陣の指導を受ける。
また、指導者としても、東京芸大、国立音大、東京音大などに合格者を出している。二期会会員
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