3.11

3.11

震災から12年。

多くの人にとっては「震災から12年目」であっても、今現在も「震災12年目」の人たちもいます。

僕は「3.11だから震災のことを考えろ!」というふうには思いません。

でも、時々、思い出して、この経験を未来のために活かして行くためにはどうしたら良いか考えたり、未来のために力になれることを、微々たることでも行動してほしいとは願っています。

東北出身の音楽家としてできることをと思い、2012年以降、福島(2012年は南相馬、2013年からはいわきに)に毎年音楽を届ける活動を続け、その復興の様子もこの目で見てきました。

現地の方々のお話も色々と聞いてきました。

それと同時に、子供たちの純粋な笑顔もたくさん見てきました。

今は、いわきの将来を担って行く子供たちのために、という思いで活動を継続しています。

福島での活動については、noteに掲載中の「M’s Story」の②と③をご覧ください。

▶︎M’s Story ② 卒業〜オペラデビュー〜フィンランド

▶︎M’s Story ③ 震災後〜復興応援

今年は11月20日〜22日にいわきに行く予定です。

いわきに音楽を届けるようになって10年が経ちました。地元で動いてくださっている方々が、今回その記念の公演を企画してくださいました。

元々、地元の方々の負担になるべくならないようにと考え相談してスタートした企画だったのですが、結局いろいろなところで助けていただいています。人のご縁のありがたさというものを心から感じています。

11月は、このほかに小学校や公民館などでの公演も予定しております。

 

また、明日11月12日には小平にて、テノールの下村雅人(まさひと)さんが主催されているチャリティーコンサートに出演いたします。

僕も初めの頃はチャリティーコンサートを企画しましたが、色々な人をまとめ上げるのは本当に大変なことで、これだけ継続してくることはできませんでした。下村さんのご尽力とお人柄とがあってこそだと思います。
オペラ「Andrea Chénier」より”Nemico della patria”を歌う予定です。精一杯歌わせていただきます。

 

もし、3/12のチャリティーや、11月の活動について、行けないけど支援をしたい、という方は井上まで(laulu.concert@gmail.com)までご連絡ください。
その際はどちらの支援であるか、両方の支援であるかなどをご明記くださいますよう、お願い申し上げます。

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