会場 SophiaSaal
出演 井上雅人 (バリトン)
澄川武史 (横笛)
大谷研人 (ピアノ)
主催 LAULU / SophiaSaal
料金 3,000円 (予約制)
9月6日は、都内のコンサートサロンの先駆的な存在の「ソフィアザール・サロン」にて、ピアニストの大谷研人さん、横笛奏者の澄川武史さんとのトリオコンサートを開催いたします。
井上雅人・大谷研人・澄川武史 トリオコンサート
日時
2020年9月6日(土)14:30開演
会場
ソフィアザール・サロン(JR駒込駅 東口より徒歩5分)
出演
井上雅人 バリトン
大谷研人 ピアノ
澄川武史 横笛
料金
3,000円(予約制)
※新型コロナ対策につきましては、チラシ表面に掲載してある注意事項をご覧ください。
今回のコンサートにはとても思い入れがあります。
東北出身の音楽家として、大切にしていきたいと思っている「奥の細道」を題材とした作品たち。
その中の一つで、そういう思いに至るきっかけとなった作品を取り上げます。
川口耕平作曲「奥の細道」。もともとは歌い語りとピアノのための3曲のから成る「奥の細道 三章」という作品で、ソフィアザールのオーナーの遠藤様からこの曲の存在を教えていただきました。その後調べてみると、さらに3曲追加され、歌、フルート、ピアノの編成となった「奥の細道 六章」としてバージョンアップされていることを知りました。それでソフィアザール・サロンにて全6曲を演奏。そしてその後、さらに1曲追加された「奥の細道 七章」が完成したとのこと。今回僕にとっても初めて7曲での演奏をします。今回はフルートではなく、澄川さんの篠笛での演奏です。かなり篠笛や尺八をイメージして書かれているので、雰囲気もバッチリです。もちろんフルートでの演奏も来年あたりできたらと思っております。
松尾芭蕉/川口耕平
「奥の細道」(序章/那須野/山越え/尾花澤/市振の関/全昌寺/大垣)
そしてもう一つ。それは現代の気鋭の作曲家である薮田翔一さんの作品です。
薮田さんの姉でソプラノ歌手の薮田瑞穂さんとのご縁から、薮田さんの素敵な作品の数々を知り、それ以来、機会を見ては作品を歌わせていただいております。そんな中曲を書いていただけることとなり、有名な「宵待草」の原詩に、歌・笛・ピアノの編成で作曲していただきました。素晴らしく素敵な曲で、大切に歌っていきたいと思っております。
今回は薮田さん作品の中から「生い立ちの歌Ⅰ」と、この「宵待草」(献呈作品)を歌わせていただく予定です。
プレ演奏的なものや収録はしましたが、事前に情報を出しての公式な生演奏としては、今回が初演となります。
竹久夢二/薮田翔一
「宵待草」(2020年井上雅人に献呈)
そして、今回初めて澄川さんと二人だけの演奏もチャレンジします。
ピアノや箏無しでの演奏はできる曲も限られるのですが、二人だからこその曲を選んだつもりです。
席数を絞っており残りの席も少なくなっておりますので、是非ご予約の上お越しいただけたらと思います。
予定プログラム
ファルヴォ:彼女に伝えて(井上・大谷)
チャイコフスキー:憧れを知るものだけが(井上・大谷)
バルトーク:2つのルーマニア舞曲 より第1番 op.8(大谷)
ー 換気タイム ー
篠笛 独奏(澄川)
宮沢賢治:星めぐりの歌(井上・澄川)
瀧廉太郎:荒城の月(井上・澄川)
薮田翔一:生い立ちの歌Ⅰ(井上・大谷)
多忠亮:宵待草(井上・澄川・大谷)
薮田翔一:宵待草(井上・澄川・大谷)
ー 休憩 ー
「奥の細道」前半
・序章
・那須野
・山越え
・尾花澤
ー 換気タイム ー
「奥の細道」後半
・市振の関
・全昌寺
・大垣
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ご予約
laulu.concert@gmail.com
またはチラシ掲載の連絡先、各出演者まで。